RT841/PRC77の外観程度の良い奴をヤフオクで35000円で落札できました。ついでに同じ出品者からハンドセットも落札して一緒に送って貰いました。
出品者はお馴染みの方なんですが「今回は丁寧に梱包したい」とのことで100サイズで荷物がお家にやってきました。
蓋を開けますと。。。「大した丁寧という程じゃないじゃん」というのが正直な感想です。
まあプチプチビニールで覆われているだけ進歩でしょうか?
早速に本体を取り出しました。「おおっ!」綺麗ですよこれは。
周波数切り替えのつまみがちょっと白っぽく変色してますがそれ以外はばっちり綺麗です。
フロントパネルにはプラスネジが使われていますので1,2号機よりも新しいモデルなんでしょうね。
早速見るべき部分は銘板の所です。製造メーカーは何処かしら?
何ですかこれは、銘板だけボロボロですよ。読めませんねー。
RT841/PRC77の1号機と2号機は銘板は何が書いてあるか読み取れますよ。
ということは今回入手した3号機のRT841/PRC77は米軍の再生品ということですね。な~んだ再塗装品だったのか。。。綺麗な訳だ。
再塗装ということは真のオリジナルでは無いということですね。ちょっとがっかりかな。
気を取り直してハンドセットを見てみます。
はい、有名なH250ですね。とても綺麗な状態で未使用品と言っても良いと思います。
本体にリチウム電池BA-5598/Uを入れましてハンドセットとダミーロードを装着していつでもテストOKな状態にしました。
外観が綺麗な個体は再塗装品であっても、それはそれでやっぱり良いですね。
一昨日夜なべして調整したRT841/PRC77の2号機を準備しまして周波数の上から下までくまなくチェックします。(途中は飛ばしますが。。。)
チェックの結果は全ての周波数で送受信OKです。機関も良好で嬉しいですね。
次には中を拝見しましょう。4本のネジを緩めると簡単にケースが外れます。
モジュールは新しいようでA39Aといったように末尾にAが付くモジュールが多用されております。
オーディオ側も見ます。
トーンスケルチモジュールA54A、これも改良版(確かオペアンプを使っている)ですね。
次に3本のネジを緩めて内部にあるモジュールもチェックします。
ここも綺麗なもんで”SENTINEL”という印刷が見えます。
横にメーカー名が印刷されてましたよ。
SENTINEL ELECTRONICS,INC.だそうで”きかこ”は初めて聞く名前です。
ネットでググってみましたがイマイチ良く分からない会社です。きっとアメリカでは有名な会社なんでしょうね。
これでRT841/PRC77-0が1台とRT841/PRC77が3台と4台ものPRC77が集まってしまいました。こんなに集めてどうするんでしょうか?
それぞれの活用方法ですがRT841/PRC77-0は”きかこ放送局”の送信担当で53.5MHzでJAZZを放送しております。
RT841/PRC77の1号機は17クラウンに積んで電波伝搬の実験をします。
2号機はリビングで座右に置いて”きかこ放送局”の電波を受信して音楽を聴いております。
3号機は放送室に置いて電波が出ているかをちょこっとチェックする役割にでも使いましょうかね。