SEM-52Aが壊れた旨を昨日のブログで書きましたが嬉しいことに復活させることが出来ましたよ。
ヒューズが飛んだのは間違いなくてそこの所は特殊ヒューズなので抵抗の足を切ってジャンパーさせてあります。
それではどうやって復活させたかですが「基本的には壊れていなかった」というのが正しくて「スピーカーにクリスタルイヤホン」を使ってテストしたのが間違いの元でした。
SEM-52Aのスピーカー端子は基本的にオープンコレクタ出力らしく直流抵抗が∞Ωのクリスタルイヤホンなどがドライブできないことが分かったのです。
ですのでクリスタルイヤホンの両端に1kΩの抵抗をパラって使うことでDCバイアスが正しく掛かり、動作するようになったのでした。
しかし色々とスピーカーに関しては実験したのですが基本的に出力が小さいらしく満足な音量と音質が確保できません。
そこで一番良いであろうオリジナルのスピーカー(ドライバ)を復活させることにしました。
オリジナルのスピーカーは分解するときに足の根本から断線させてしまったのでそのままでは使うことが出来ません。
そこで断線させた足の根本を先のとがったピンセットで掘り起こして0.5mm程度露出させ、そこにはんだ付けしました。
はんだ付けは上手くいったようで音がまともに出るようになりました。やったね!
音はやはりオリジナルのスピーカーが一番良いようです。
後は送信の問題が残っていました。
PTTスイッチは松本電子部品で買ってきた150円のプッシュスイッチを用い、マイクは250円で買った圧電スピーカーを用いてみました。
結果は上々で上手いこと変調が乗ります。
さて、今日はこれらをプラケースに収めようと考えているのですがどんな風にしようか考えている所です。
経過はまたブログに書くことにしましょう。
そうそう!SEM-52Aがてっきり壊れたもんだと思っていたのでヤフオクで出品されていたSEM-52Aに入札していた件ですが上手いこと高値更新されて落札せずに済みました。