EZ-USB FX2LPについて

新年あけましておめでとうございます。といってももう1月3日ですが。。。

昨年末から格闘しているEZ-USB FX2ですが1200円という安価なボードをアマゾンで入手したせいかどうも悪戦苦闘してます。

このボードはサイプレス社のCY7C68013Aというチップが載っているマイコン(?)ボードですがなかなかに難しいチップです。

何故にEZ-USB FX2かというと”きかこ”は今までUSBを仮想コムポートとしてしか使ったことがありません。仮想コムポートっていうのはしょせんRS232Cなのでもう化石のインターフェースです。

こんなレガシーインターフェースにばかり頼っていては自分のスキルがUPしません。なのでEZ-USB FX2なんですね。

これを使えば480Mbpsのデータ転送スピードが実現できるはずなんですがそれを実現するにはUSB2.0の規格を良く理解しなければならずUSBのUの字も分からない”きかこ”には何か参考書が必要でした。

で買ったのがこの本です。

ところがこの本はとんでもないダメ本でスクリプトは色々とかいてあるのですがどうしてそういうことを書くのかという説明が一切無しです。ただこの本と同じものを機械的に作るだけなら問題ありませんがUSB転送の仕組みが全く理解できません。

ネットでも色々と調べましたがEZ-USB FX2を使うコアな人はあまりいないようで情報にも乏しいです。

そもそも購入したボードの回路図も分からない状態ですが商品名はロジックアナライザなのできっとロジアナには使えるんだろうな、とロジアナで検索を掛けてみると一応ありました。アプリケーションソフトが。。。

これをインストールしてみて分かったのが今までドライバー類が全く認識されなかったのがこのロジアナソフトをインストールすることで認識されたのです。

ロジアナとして正常に動作しているようですが”きかこ”にはロジアナは不要なのでさっさとアンインストールしましたよ。

これで分かったのはこのボードは確かにロジアナのボードであり、それに必要なファームがボード上のEEPROMに書き込まれているんですね。

このEEPROMを使わないようにするにはボード上にあるジャンパーを取るようです。これでEEPROMは切り離されて別の用途のボードになる準備が完了するようです。

サイプレスでexampleで用意してあるBulkLoop(だったかな?)のプログラムをビルドしてhexファイルをボードに転送して、PC側のアプリを動作させてみました。確かに動作しているようですがこれがいったい何をやっているのか全くわかりません。

ヤレヤレです。

これでは時間ばかりを費やして何の勉強にもなっていませんので別の専門書を発注しました。

今年も思いやられそうですね。

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